スポンサーサイト
-- / -- / -- ( -- )
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-- : -- | スポンサー広告 | page top↑
地球のゆくえ 1
2008 / 02 / 17 ( Sun )
お待たせしました!

『天使たちの旅』最終章「未来から来た少年」が始まります
「未来から来た少年」は西暦3000年以降の地球からやって来た「私たち」です。

『天使たちの旅』を読んでいない方も、この章は是非読んでくださいね
きっと勇気と希望が湧いてくると思います


数年前、ヘミシンクの研究で有名な、ロバート・A・モンロー博士の『魂の体外旅行』を読みました。
その本の中で、彼はヘミシンクを聴きながら幽体離脱し、西暦3000年以降の
地球を訪れたときのビジョンを書いています。

その素晴らしい光景に感動しました。
「あ~、青く輝く星――地球が無事だった!!」と。

この感激を一人でも多くの人々に伝えたくて『天使たちの旅』を書いたと言っても
過言ではありません。



先日の日記『AMIからのメッセージ』で、せかいじゅうのこどもたちに…を
紹介させていただきました。

「宇宙における、地球と地球人の進化の度合い」を理解していただくために、
このメッセージが必要だと感じたからです。

次の文は、「今、私たちのこの時代に、二つのまったく異なった未来がある」ということを
示唆しています。


できるだけ大勢の人にこのメッセージを知らせてください。
このことは何千年先の未来まで人類の歴史に影響を及ぼします。

今このメッセージを無視するならば、何年か先に問題を先送りすることになります。
その時までもし人類が生き残っていたとしても、少なくとも1世代(約80年ぐらい)は
人間の歴史は暗く悲しいものになってしまいそうなんだ。


現在、地球上のすべての人々は、二つの対立する立場へと分離しつつあります。

世界が独裁的なオートメーション化と、社会的衰退、崩壊へと向かっていると信じて、
恐怖におののいて暮らすこと。
または、虚無主義を克服して愛の波動に達し、
終末を体験せずに新しい次元へ入ることができると信じること。
つまり私たちがワンネスであることに気づくこと。

私たちは、そのどちらかを選ぶことができます。


もちろん、私たちは後者を選ぶことでしょう。
いや、選ばなくては、未来の地球上に人類は存在しないかもしれないのです。

それでは、前置きはこのくらいにさせていただいて、
「未来から来た少年」に登場してもらうことにします。


『天使たちの旅』 未来から来た少年〈1〉  






未来から来た少年

今年も新池の小さな島で、アオサギがヒナをかえした。
桜のつぼみが膨らんだ頃、ピーピー鳴いていた子どもたちは、
今では立派な羽を広げ、旅立つ準備をしている。
 
久しぶりの新池だった。教師になってから、授業の準備に追われて、
しばらく走ることから遠のいていた。
いつものように小石を10個拾ってポケットに入れた。
昼間はあんなに暑かったのに、夜の風はひんやり心地よい。
風をきりながらザッザッと単調な音がくり返される。

いつしか僕は、「ホリスティック教育」の研究者の一人、
ジョン・P・ミラーの言葉を思い出していた。

……ホリスティック教育において、教師はとても重要な存在。
教師のあり方が変わることで、教育が変わる。
本当の教育とは、「自分を理解すること」。
子どもたちが、「自分とは何ものか」、気づくよう、手伝いをするのが教師の役目。
まず、教師が自分を知り、自分の心のうちを見つめ、そのすべてに気づかなくてはならない。

ホリスティック教育は、教師の自己変容をとおして起こってくる。
そうした心の覚醒の訓練に、“瞑想”は欠かせない。
 
瞑想には四つのタイプがある。「知性による瞑想」「感情による瞑想」
「身体による瞑想」「行為による瞑想」。
ランニングなどの運動は身体による瞑想に匹敵する。心の集中を必要とするからだ。

そうか。「走る」のは、教師になるための訓練だったのか、偶然ではなく、必然?
「走る」ということは、自分を見つめること、一種の瞑想だったのだ。
そう言えば、自分自身のあらゆる面、すなわち身体・感情・精神などすべての面に
静かに耳を傾けながら走っていたような気がする。
風や空や鳥との一体感。オーラが見えるようになったのも走っているときだった。
なんだ、これが瞑想だったのか。
 
静かに座って自分の心の中に入っていくことは難しいが、今までどおり、走ろう。
そして、瞑想しよう。「もっと自分を知り、もっと子どもたちを理解するために……」
そんなことを考えながら走っていると、いつの間にかポケットの小石は無くなっていた。
 
 
汗ばんだ体に、御影石のベンチは冷たくて気持ちが良かった。
池に映る月を眺めながら、しばらくボーッとしていた。
「ギャーッ、ギャーッ」突然、2、3羽のアオサギが他の種類の鳥を威嚇している。
島の柳の木から追いたてようとしているようだ。自然界は厳しい。
 
それを見ていて、なぜか昨日の出来事を思い出した。
「先生、いつになったら戦争はなくなるのですか? 
世界の子どもたちがみんな学校に行くことができるようになるのは、いつですか?」
玲奈は大きな目を潤ませて、悲しそうに訊いた。
 
図工の時間。哲也がピカソのような絵を描いた。僕はピカソが好きだ。
岡本太郎と同じくらい。
芸術は想像力の表現法だというが、彼らの表現力はすごい。圧倒される何かがある。
 
子どもらに想像力をはたらかせようと、ピカソの画集を見せた。
みんなは「面白い絵だなあ。僕にも描けそう」などと言って喜んだ。
ところが、玲奈は『ゲルニカ』を見て、衝撃を受けた。
ピカソの反戦感情をダイレクトに受け取ったのだ。
感受性の強い子と思っていたが、芸術的なセンスも鋭い。

彼女は典型的なクリスタル・チルドレン。虹色に輝く美しいオーラをもっている。
この間も淳平が風邪を引いて休んだとき、母親から連絡がある前に、
「今日、淳平くん、風邪で休むんだって」と僕に告げていた。
それだけではない。彼女の母親によると、小さいときから変わった子で、
リモコンを使わずにテレビのスイッチを入れたり、父親の帰る時刻をピッタリ当てたりするそうだ。
いわゆる彼女は右脳が開かれた状態を保ち続けているのだろう。

『ゲルニカ』には、スペインの内戦時に起こったある村の惨劇が描かれている。
大人でも、理解できるものは少ない。
玲奈は、世界のあちこちで、自分と同じ年頃の子どもたちが、戦争で親を亡くし、
学校にも行けず、満足に食べることもできないことを知り、いつも小さな胸を痛めていた。
たぶん、この大きな課題と取り組むことが、彼女の使命なのかもしれない。
僕は直感的にそう思った。

その時、あらゆる教科がつながっているということを実感した。
芸術をとおして想像力をはたらかせる。
それによって、道徳的なヴィジョン、つまり社会のあるべき姿を洞察できるのだと。

しかし、彼女の“問い”に対して、僕は何も答えることができなかったのだ。
この時ほど、自分が情けなく思ったことはない。
彼らに向かって、このようにしか言えなかった。
「僕たち一人ひとりが、人を思いやる努力を続けること。
それが積み重なって、いずれ世界はきっと平和になる」


「いずれ? ……本当に戦争はなくなるのだろうか? 
人類と地球に明るい未来はあるのだろうか?」知らず知らずのうちに、
フウッと大きなため息が出た。
戦争だけではない。身近なところでも、凶悪な犯罪や事件がひんぱんに起きている。

“心”を失くした大勢の人間が、“恐怖と憎悪”の渦まく世界で、何かに憑かれて、
狂ったように突っ走っている。そんな気がしてならない。
これらの出来事は、決して他人事ではないのだ。
加害者を一方的に責めるだけでは、何の解決にもならない。
全ての人間の心の中から、エゴがなくならないかぎり、
人類に真の平和は訪れないだろう、永遠に……。
理屈はわかっている……が、何だか無性に虚しい。
波のせいでもないが、池に映る月がぼやけて見えた。


「ザッザッザッザッ」向こうから少年が走って来る。池の周りをジョギングしているようだ。
「こんばんは」
なつかしい声、なつかしい顔……。僕はギョッとした。
「僕じゃないか!」思わず口走った。
目の前にいるのは、紛れもなく“僕”だ。いや厳密に言うと“17歳の僕”がニッコリ笑って、立っているのだ。
 
夢をみているのだと思って、辺りを見回した。
新池の小さな島には、先ほどのアオサギたちが柳にとまって休んでいる。
柳の木の下では、他の鳥が小さくうずくまって寝ていた。
犬を連れたおばさんは、ひとり言を言っている僕を、気味悪そうに見て、足早に去って行った。

「そうか、僕は僕にしか見えないんだ」
こんなわけのわからないことを言っている人間を見たら、誰だって関わりたくないだろう。
思わず苦笑してしまった。
「ところで、何の用だい? シュウ」周りに誰もいないことを確かめて、僕は訊いた。
「とりあえず、あそこの“あずまや(屋根つきベンチ)”のところに行こう」
 
17歳のシュウは、僕と全く同じ背格好だ。
(当たり前か)いや、今の僕よりハツラツとして、背筋がピンとしている。
それにしても、自分と並んで歩くというのは、何だか妙な気分だ。

「ここなら、5、6分眠りこけていても、誰もおかしく思わないだろう」
「エッ? 眠るのかい?」
「そうだよ。君の身体には、しばらく休んでもらう」
何だかよくわからなかったが、彼が僕をどこかに連れて行ってくれるのだろう、ということは理解できた。
「さあ、準備はいいかい?」
「ちょっと待って。一つだけ聞いておきたいことがあるんだけど……」
「ああ、僕がどこから来て、そして、これからどこへ行くのか、ってこと?」
全てお見通し。

「行けばすぐわかるけどね……。僕は君の“未来”なのさ。……
ズーッと先の世界からやって来た。地球の時間で表現するのは難しいなあ……。
あえて言うなら、西暦3000年のずっと先だと思ってもらえばいい」
「それから、君のことを何て呼べばいいのかな? シュウじゃややこしくて仕方ない」
「言っても、君たちには理解できない名前だからなあ……。それじゃ、マイケルってことにしておこう」

二人は並んで夜空を飛んでいた。あずまやの僕の殻は気持ち良さそうに眠っている。


     
   参考文献

     『魂の体外旅行』ロバート・A・モンロー著(日本教文社)

     『第十の予言』ジェームズ・レッドフィールド(角川書店)





まこりんさんの日記より




一人一人のエコへの意識拡大で、自然あふれ笑って暮らせる地球を創りたい!
←応援クリックしてもらえると嬉しいな(○゚ε^○)v ♪
スポンサーサイト
09 : 10 | ほんわか日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<グリーン電力促進チャリティ・ライブ | ホーム | ハートフル絵画展>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://ecosan194.blog115.fc2.com/tb.php/212-7b9baf5b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。