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私の命で 気づいてくれたら それでいいよ… (*^_^*)  その5
2009 / 02 / 27 ( Fri )
maria.jpg


その日

お父さんは …

今までの 自分とは 異質な 何かを 胸の辺りに 感じました

今までにない なにやら 穏やかな ものです

ただ それを 頭で 感じようとしましたが それは まったく 無駄な努力でした
頭は 感じることはできないからです

頭は 解釈しかできないからです…


お父さんは 苦笑してしまいました

「 長年育てた 癖だなあ… 」



そして その日 長女から 話しがあると 言われました


家を出て 自立して生きていきたいという 申し出でした…
家が 嫌なわけではなく…

自分の 家での 役割が 終わり 次なる 役割に向かって 歩きたくなったからだと 伝えられました…


お父さんは その長女の 決断を 素晴らしいと… 思いました…

そして そう思った 自分に 驚きました
今までの 自分なら 違う 解釈を していただろう…と



そういえば 今 外国に留学している 妻にも … せっかく 子供が もう 手の掛からない 年齢になり 世話をする わんこも いないのだから … 思う存分 自分らしい したいことを してほしいと… ごくごく 自然に 思ったっけ…


いったい この 穏やかな 感じは どこから来ているのだろうか

自分だけの 勝ち負けの 価値観ではなく 身勝手な 判断もない…


この 平和な 感覚はなんなんだろう




「 これが 相手を 尊重し… おもいやる… という 感情なのか… 」

お父さんは 気がつきはじめました…

「ごく 自然に 小さな頃から 育まれる …人を 思いやる 優しい気持ち…

を 自分も やっと 感じているんだ…

まさか 自分は 優しい人間だと 思っていたのに

これが 普通だと 決めていたのに

今の この 感覚を 体感するまでは 気付けなかったんだ…

私は 自分で 自分の限界を 決めていたんだろうな…

無意識でかな… 」

お父さんは そんな 新しい 体感に 少しばかり モジモジしていました…



そして 最近

なんだか 居心地が 悪くなっている 会社から 連絡が 入りました…



「 〇〇君の ご家族の お葬式が ありますので よろしくお願いします… 」



お父さんは 喪服に着替えました…

会場に 向かいながら ぼんやりと 考えました…

家族… 親御さんなのだろうか … おいくつの 方だろうか
寂しい思いをしているのだろうな…



お父さんは 会場につき 知っている同僚に まず 尋ねました…

「 親御さんは おいくつだったの? 」
「 違うよ… 24歳の 息子さんなんだよ… 急性の ご病気だそうだよ… 」




お父さんは 突然 激しい 胸の痛みに 襲われました…

子供が 自分より 先に 亡くなることが どれだけ 苦しいか… 今なら 誰よりも わかるからです…
息子さんを 失い 憔悴しきっている 同僚へ かける言葉も 見つからないくらい…

お父さんは 痛みを 感じました…



痛みを 胸に 抱いたまま 帰宅した お父さんは

遠くで 暮らす 息子からの 電話を 受けました…


人様の 持ち物を 不手際で 落とし 壊してしまった… 弁償しなければ ならないから 〇〇万円 建て替えてほしい… との ことでした



息子は 今までも 何度か お金の トラブルを 抱えながら
自分の やりたい 夢の 現実に 向かって 進んでいました


今までも お金を 建て替えたり あげなければ ならないことが あり そのたびに なにかしら 父親としての 役割を 言葉にして 厳しく 対応していました

今回の 弁償についても 対応は 今までと さほど 変わりは しなかったのですが…

驚くことに

そこに ある 異質の 感情が ともなっていたのです



「 生きていて くれて… ありがとう…
生きてさえいてくれたら それだけでいい … 」



「なんだいったいこれは…

よく 耳にする セリフだけれど…

自分の内側から 体感を伴いながら 突き上げてくる感覚 として
この 言葉が うかんできたのは… いったい… 」



そして

その時

突然 まるで 雷にうたれたかのような 閃きが 浮かびました

「 お金は 単なる エネルギー…

命という エネルギーの バランスを とることも できる… 」




「 ああ… そうか
そういうことだったのか…


人様の大切な ものを 壊してしまった息子の 行いを 父親である 私が 償う…」


そうか…

そうか…

そういうことだったのか…


深い ため息とともに お父さんは 頭を 両手で 抱えました
そして 頭を あげました

「 ありがとう… ありがとう…

息子の 命を 天に 返さず

私の もとで これからも 見守らせて くれて

ありがとう…

いくらでも 惜しくありません…

家族が こんなに 愛おしいとは

もし 失うと わかっていたら

私は どんな努力も したでしょう…



私が そう感じるように

すべての 人間にとって… 大切な 愛する 存在は かけがえのない たった一つね…命… なんですね… 」


ああ… わかりました…



そして…
お父さんは 思い出しました

以前 ある信頼できる 方から「 息子さんは 21歳で 天に帰る約束をしてきていますよ…」 …と 言われていたことを…



ひそひそひそ…

…ふむふむふむ…


あははははは

え~ もし 私が21歳になる頃までに 命 の 秘密についてのあなたの 学びが 足りてなかったら ショックを 与える 役割を するの~ (^-^)ノ~~ あはは~




はいよ 任せて
おやすいごようの こんこんちきだよ ♪
私の命で気づいてくれるなら…それでいいよ
それまで したいことしながら 楽しんでるね 気楽な 子供時代を 約束してよねぇ もしかしたら 21歳で 一度 かえってくるんだから~

あと ちょっと 困らせるくらいの トラブルメーカーで 設定ね~ はいはい
では 楽しんできてね♪

行ってらっしゃーい(^O^)/



まるで いましがた 約束したかのような 場面を

お父さんは 今…

思い出しました…



続く…




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